集団の中で“光る子”とは?

ブラックツリー先生の日記

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2026年度の慶應義塾横浜初等部の【募集概要】が発表されました。
今年度は、願書提出時期が早まっておりますので、ご確認のうえ、余裕を持ってご準備ください。

なお、慶應義塾幼稚舎の募集概要もまもなく開示される予定です。
こちらも判明次第、すぐにお知らせいたしますので、しばらくお待ちください。

この時期になると、保護者の皆さまから

「集団の中で光る子って、どんな子なんでしょう?」というご相談を毎年いただきます。

それぞれの“専門家”の役割

  • 学校の先生は、大勢の子どもを導く「集団教育」の専門家。

  • 幼児教室の先生は、受験対策の専門家。

  • お父様・お母様は、誰よりもお子様の“真の姿”を知っている「お子様の専門家」です。


私たち教室でも、指導の中で「ONの姿」を引き出すことはできます。
けれども、「OFFの姿」= 真の姿というのは、ご家庭でしか見られない一面でもあります。

そしてその“真の姿”を知っているからこそ、親御様の中には、
「理想と現実のギャップ」に戸惑われる方も少なくありません。

でも、どうかご安心ください。
入試本番で求められるのは、“真の姿”そのものではなく、集団の中での『ONの姿』なのです。


「光る子」とはどんな子?

私たちはこうお伝えしています。

特別なことをする必要はありません。
まずは、日常生活の中での“当たり前のこと”をきちんと整えるだけで、お子様は十分に光ります。

  • 姿勢が悪い子よりも、背筋が伸びている子

  • フラフラしている子よりも、落ち着いて行動できる子

  • 無表情よりも、自然な笑顔が出る子

  • 目が泳いでいる子よりも、目に意志のある子

  • 服装が乱れているよりも、清潔感のある子

 ※服装についてご質問をいただくことも多いのですが、大切なのはデザインより素材です。

日常生活での小さな躾を積み重ねていくことが、集団の中での輝きにつながっていきます。

つまり、「生活習慣を丁寧に整えること」が、結果的に「光る子」を育てるのです。


そのうえで、ご家庭だからこそ見える“真の姿”の中にある良さ――
そこを見つけて、しっかり磨いていくことが、個性を伸ばすことにつながります。

それこそが、私たち幼児教室の先生の腕の見せどころ。

ご家庭と教室、それぞれの専門性を活かしながら協力していくことで、
お子様は、自然と集団の中でひときわ光る存在になっていきます。


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