「課題を楽しむ」ってどういうこと?

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今日は、珍しく涼しい一日でしたね。
カレイドスコープ幼児教室の教室内も、クーラーなしで快適に過ごすことができました。

近くの広場では、子どもたちがバスケやサッカーを楽しんでいて、思わず「夏が毎日こんなに涼しかったらいいのに…」とつぶやいてしまいました。

また、近隣のこども園からも、子どもたちの元気な声がいつも以上に響いていて、とてもにぎやかでした。

最近は、早朝や夕方に公園で遊ぶ子どもたちをよく見かけます。
では、暑い日中はどうしているのかというと…おそらく、昔に比べて夏休みは『おうち時間』が増えているのではないでしょうか。

おうち時間が生む、学びの芽

カレイドスコープ幼児教室に通っている年長さんたちは、最近「宿題をしっかりこなしてくる子」が増えているように感じます。
それだけでなく、ひとりで作った工作や絵など、創造的な作品もどんどん増えています。

受験準備を日々積み重ねている子は、こうした余裕の時間に、さらに力を伸ばしているのだと思います。

もちろん、まだ準備を本格的に始めていない子にとっても、夏はまぎれもなく <勝負のとき>です。

1日1日を大切に、そして『課題を楽しむ工夫』が、何より大切になってきます。

「課題を楽しむ」ってどういうこと?

よく「課題を楽しむことが大切ですよ」とお伝えしますが、「どうすれば課題を楽しめるんですか?」と聞かれることもあります。

まず、大前提は――
お父様・お母様が 焦らないこと・笑顔であること。

ここが難しいんですよね・・・。でも焦ったっていいことない。

怒ったって、1つもいいことはありません。

そして、今日の課題を、親子で「一緒にお話をする」こと。
そして、次どうなるかを「見守る」。

「おっ、できたぞ!」「あ〜まだだったか〜」「うーん、もう少しかな」
…と、1問の課題に笑顔で、真剣にお話しをすること。

これが、“課題を楽しむ”ための第一歩です。

時間がないご家庭へ──たった10分でも、効果は絶大です!

もちろん、「毎日忙しくて、そんな時間取れません…」というご家庭も多いですよね。
特に、お仕事をしているお母様・お父様にとっては、日々の時間のやりくりが本当に大変なことと思います。

でも、たった10分でいいんです。

「今日、どんなことやったの?」と、笑顔で聞いてみてください。
すると、お子さまは、嬉しそうに今日の課題を説明してくれるかもしれません。
あるいは、「これ、嫌い」「ここ、よく分からなかったの…」と本音を話してくれることも。

そんなときこそ、「そっか、じゃあ明日はどうかな? 楽しみにしてるよ」と、声をかけてあげるだけで、お子様は頑張れるのです。

この「お話をする」時間だけは、外注には頼めません。

ここは、お父様・お母様にしかできない、大切なお仕事です。

どうか、今日から少しずつ、課題の時間を楽しむ時間に変えていきましょう。

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