年中から始まる“学びの土台づくり”が、未来を変える

ブラックツリー先生の日記

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現在、教室の中は活気に満ちています。

カレイドスコープには、年中さん・年長さんだけでなく、小学4年生から中学生まで、さまざまな学年の子どもたちが通っています。中には、すでに大学受験を見据えた学習を始めているご家庭もいらっしゃいます。

学年は違っても、どの子にも共通して言えることがあります。
それは——「早い時期に学びの土台を築くことが、未来を大きく変える」ということです。

今、教室では年長さんたちが夏期講習に向けて、本格的にスタートを切り、毎日をぐんぐん駆け上がるように過ごしています。

そして年中さんたちは、まさに「基礎確立期」の真っただ中。
この時期にどれだけ丁寧に土台を築けるかが、1年後の受験、さらにはその先の学びの姿勢に大きく影響します。

実際に、年中からしっかりと学びを積み重ねてきたお子さまたちは、年長になってからも落ち着いて、受験に前向きに取り組んでいます。

逆に、遅く受験準備をスタートしたお子さまたちは、“追いつこう”とする必要があり、どうしても時間との戦いに。中にはギリギリにスタートされる方もいらっしゃいますが、その場合は、ひたすら目の前の課題に追いつこうと、奮闘する日々に。

こうした子どもたちの様子を見ながら、教室でいつも伝えている言葉があります。

「勉強は、追いかけられるものではなく、追いかけるものだよ」

これは、幼児にも中高生にも変わらず伝えたい“学びの本質”です。

私たちは、幼児から大学受験までの一貫した教育を見守ってきました。
そのなかで強く感じているのは、これからの時代の学びには“変化への対応力”が求められているということです。

これまでのように「過去問を解いて、傾向に合わせる」といった“受け身の学び”だけでは通用しない時代に入っています。

これからの受験に本当に必要な力

  • 創造力(自分で考え、創り出す力)

  • 発信力(自分の考えを言葉にして伝える力)

  • 巧緻性(細かく丁寧に作業する力)

この3つの力は、小さな頃からじっくり育てていく必要があります。
そしてそれを支えるのが、私たちが重視しているPDCAサイクルです。

P(Plan)計画 → D(Do)実行 → C(Check)振り返り → A(Act)改善

このサイクルを回しながら、自分の学びを見つめ、よりよい方法を見つけていく——
そんな“考える学び方”を、年中・年長の授業からすでに始めています。
小学生・中学生の生徒たちも同じサイクルで学びを深めています。

保護者の皆さまには、「今出題されていないからやらなくていい」ではなく、
「この先求められる力を、今から育てていく」という視点で、お子さまの学びを支えていただけたらと思っています。

日本の教育・受験制度は、世界的に見ても極めて公平で努力が報われやすい制度です。

だからこそ、どの年齢でも大切なのは——

「課題を楽しむ力」「自分で考え抜く力」

この2つを軸にした学びです。

受験準備で身につけた力は、受験だけで終わるものではありません。
それは、小学校から中学・高校、そして大学・社会へとつながる一生ものの「生きる力」になります。

スタートは早ければ早いほどよいですが、たとえ「今からでは遅いかもしれない」と感じているご家庭も、決して遅すぎることはありません。

遅いなら遅いなりに、より真剣に、より深く取り組めばいいのです。

この夏、それぞれのスタートラインから、次の一歩を踏み出していきましょう。
私たちは、幼児から中高生まで、それぞれの成長に寄り添い、全力で応援していきます。

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