夏期講習が終わりました。
今年の夏期講習も、年長さん、年中さん、本当によく頑張りました。
暑い中、小さな身体で教室まで通い、たくさんの課題に向き合いました。
特に年長さんにとっては、受験前の大切な夏。
思うようにできず、悔しい日もあったと思います。それでも気持ちを切り替え、何度も問題に向き合う姿に、確かな成長を感じました。
そして今年は、たくさんの年中さんにもご参加いただきました。
ただ、私は「年中さん全員に夏期講習が必要」とは考えていません。
新年中から48プログラムを始め、毎週こつこつ進めてきたお子さまは、そのまま通常のカリキュラムを続ければ大丈夫です。
夏期講習が必要なのは、48プログラムを途中から始めたお子さま。
この夏に集中して力をつけ、9月から通常カリキュラム41番に合流できるようにします。
年中のうちに、年長で取り組む問題を一度見ておく。
その一回が、後になって効いてきます。
「あのときは分からなかったのに、今は分かる」
この経験は、正解が一つ増えるごとに、お子さまの自信になります。
初めて見た問題が難しいのは、当たり前です。
だからこそ、早く始めます。
早くできるように急かすためではありません。
分からない問題に何度も触れながら、少しずつ「分かる」に変えていくためです。
他教室に通うお子さまの面接
先日、他教室に通うお子さまとお会いしました。
受け答えも立ち居振る舞いも素晴らしく、私は思わず、ため息が出ました。
そして、ハッとしました。
カレイドスコープの子どもたちも、外から見たら、きっと同じなのだと。
毎週会っていると、私たちは子どもの成長を少しずつ見ています。
昨日より少し長く座れた。
前より指示を聞けるようになった。
分からなくても、投げ出さなくなった。
その変化があまりに少しずつなので、いつの間にか「できて当たり前」になってしまいます。
けれど、本当は当たり前ではありません。
難しい問題の前で考え続ける姿も、先生の目を見て話す姿も、自分の気持ちを言葉にしようとする姿も、誰もがため息をつくほど素晴らしいのです。
私の著書『お受験の神様に愛される方法』で伝えたかったのも、この「当たり前にしない」ということです。
点数だけを見ていると、できなかったことばかりが目に入ります。
「前はできたでしょう」
「どうして聞いていないの?」
「また同じ間違い?」
焦ると、ついチクチク言葉が出てしまいます。
そんなときこそ、目の前の一問ではなく、ここまで歩いてきた時間を見てください。
「前より考えられるようになったね」
「最後まで諦めなかったね」
「今日も頑張ったね」
キラキラ言葉が自然と出てきます。
年長さんは、本番まであと2か月。
年中さんは、新年長まであと2か月。
足りないものを数え始めたら、親子ともに苦しくなります。
この夏、できるようになったことを、まず一つ見つけてください。
お受験の神様は、結果だけではなく、そこへ向かう親子の姿をちゃんとみていますよ。

コメント